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円錐角膜と移植

円錐角膜は、数か月で大きく進行する場合、数年かけて進行する場合など、人により大きく変わります。しかし、全ての患者さんは、いつか移植をしなければならないかもしれないと不安を抱いている人が殆どです。

いつ移植を決断するの?

自分が、移植をする時期だろうと思った時が、移植の時期です。下記は、円錐角膜の方が、いつ移植をするべきかを判断する一つの材料としてお読みください。

  • コンタクトレンズがはめられない
  • コンタクトレンズで角膜に傷がよく付く
  • コンタクトレンズを入れても視力が出ない。
  • 普段の生活に支障が出てきた。
  • 車の免許が取れない

多くの患者さんは、大学の2,3年時、就職する前、就職をして数年してからという方が多く、夏休み、冬休みなどを利用して渡米し移植をします。

角膜移植の手術は現在日本ではドナーからの角膜の提供が非常に少ないために、多くの病院がそれほど積極的にすすめることはありません。アメリカでは年間4万件角膜移植がお紺割れているのに対して、2000件前後の移植しか行われていません。

したがって、移植を勧められるのは視力がコンタクトレンズを入れて0.2~0.4前後になってからという病院も少なくありません。

移植をして見えるようになるの?

円錐角膜の場合の移植の成功率は高く、結果も良好です。レーザーによるジグザグ切開を行うことにより、回復も早く抜糸の時間も数カ月早く行う事ができます。

速い人では、移植をした翌日から見える人もいらっしゃいます。手術直後、近視は、強くのこっていますが、円錐角膜による強度のの乱視が軽減され、人によっては手のひらのしわがくっきり見えます。その瞬間に移植をしてよかったと思えます。

拒絶反応は?

拒絶反応の可能性はあります。早期発見、早期治療を行えば多くの場合、押さえる事が可能です。多くの場合、前兆がありますので、前兆が現れた時には、直ぐに病院に行くことが大切です。

  • 目がかすむ
  • 目が赤い
  • 光がまぶしく感じる
  • 目が痛い
  • ゴロゴロする

などの症状が現れたら土日、休日でも、直ぐに病院に行きましょう。

円錐角膜の多くの患者さんがコンタクトレンズで不快な気持ちをしてるので、ちょっとした違和感にも我慢してしまう傾向があります。ちょっとした変化に気が付いたら、直ぐに病院に行くことにより、深刻な拒絶反応になる事を防ぐ事ができます。

周りの方、ご家族の方も、注意して目を見てあげることも早期発見に繋がります。

 

  • 小田切病院 (インターナショナル・アイ・ネットワーク) - 角膜移植・円錐角膜
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