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円錐角膜と生活

円錐角膜は、軽度から中度であれば、ハードコンタクトレンズを装着することにより、普通の生活を送る事ができます。

物の見え方

円錐角膜の見え方メガネでは視力を矯正する事は出来ません。朝起きたときから、寝るまでコンタクトレンズに頼る人が殆どです。コンタクトレンズを入れて、ある程度視力が出ても、左の夜の信号機の写真のように、光りは、四方八方に広がり、幾重にも重なって見えてしまいます。

また、黒板の文字や、英語の小さな文字の辞書、駅の電車の料金表等がコンタクトレンズをしていても読みにくいのが、この円錐角膜の症状の特徴です。昼間の明るいところでは光が乱反射するので、眩しく感じます。

普段の生活

健常者の方と殆ど変り無く生活することができます。ご家族、周りの方は患者さんがどの様な症状や、思い出過ごしていらっしゃるのかを知っていただけると、よりよい環境で生活できると思います。

  • コンタクトレンズを外すと、目の前の人の顔もよく見えませんので、プール、外泊などに対して抵抗を持つ人が多くいらっしゃいます。
  • コンタクトレンズを長時間はめられない人も多く、夜更かし、徹夜などができない方もいらっしゃいます。 長時間の乗り物の移動でも、コンタクトレンズを外さないと睡眠が取れない人もいます。
  • 円錐角膜の場合、コンタクトレンズは、ちょっとした風でもずれやすく、落ちやすいので外での活動を嫌います。
  • コンタクトレンズに違和感を持つ方も多く、痛みを感じる人も多くいます。その為、頭痛を伴う人もいらっしゃいます。
  • 日によって、コンタクトレンズが装着しにくかったりする場合もあります。
  • コンタクトレンズが無いと生活ができないという、ストレスが常にあります。
  • 将来、角膜移植が必要かもしれないという不安があります。(角膜移植は、最も成功率の高い移植手術です)
  • ご両親が心配しすぎの場合も多く、そっと見守ることも大切です。

円錐角膜とコンタクトレンズ

円錐角膜をもつ患者さんにとってより装着感のよいコンタクトレンズを作るためには、お医者さんと上手にコミュニケーションを取る事が大切です。

ピギーバッグという、ソフトコンタクトレンズを入れて、その上にハードコンタクトレンズを入れる方法もありますが、この方法は角膜移植のドナーが少ない日本でよく行われる方法のようです。

さて、次は「円錐角膜と移植」です。

  • 小田切病院 (インターナショナル・アイ・ネットワーク) - 角膜移植・円錐角膜
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